市場を覆い尽くすコロナマインド・・・手探り状態で身動き取れず!
更新:2021年08月31日 どうも!
雰囲気でやらないFXを目指す、ユーイチです!
しっかりとした根拠をもとにトレードしたいと常々心がけているわけですが、
それを許さない状況が出来上がりつつあるように思えます・・・
経済指標の悪化をきっかけに、ドル円の流れは一気に下向きに持っていかれてしまいました。
アフガン問題もありますが、この原因はコロナの再拡大でしょう。
世の中が一気にリスクオフに傾いています。
デルタ変異株を注視、金融政策巡る見解「多少」調整も=ダラス連銀総裁(ロイター)(注1)
これまで順調に景気は回復していましたが、その根拠はワクチンの有効性でした。
しかし、感染を完全に防げないとなると、その前提が崩れてしまいます。
長期的な上昇を得るためには、コロナへの不安感が払拭されないといけませんが、
それがいつになるのか、なにがきっかけになるかというと専門外の自分にはさっぱりで・・・
霧の中、手探りで方向性を模索しないといけない感じですね。
こういうときはチャートを見て、テクニカル面だけでも強化しておかないといけません。
MACDの乖離ですが、すでに-0.05に達しています。
買いを入れても良い水準にはなっていますが、すでに買いポジションを持っているので、
ここでは動けないですね・・・
最近ポジションを長く持ちすぎているため、身動きの取れない場面が増えています。
これも改善していかないといけないです。
FOMC議事録の公開などを経て、ドル円は平均線の水準まで戻してきました。
ただし、ここで気をつけたいのは、
議事録の公開のあとドル円は下げに転じた、ということですね。
内容は年内テーパリングを示唆する内容でしたが、
従来どおりの見解ということで長期金利が下がりました。
市場マインドはまだ下向きなので、すぐに下がりそうです。
うーん、やっぱり下げましたね。
FOMC議事録の影響が薄れ、市場に材料がなくなると、コロナの再拡大が意識されて下げる・・・
このパターンです。
MACDの乖離自体は縮小傾向なので、急激な下げから脱しているのですが、
このままダラダラ長期的に下げられるのがいちばん怖い展開です。
下の買いが入っているのがこの水準なので、安値をもし更新するなら、
そこで買いを差し込むべきか・・・というのが今の悩みどころ
ですね。
最終的には年内、または年初にテーパリング開始というFRBの見立て通りになるとは思ってます。
でも、アメリカや日本などでロックダウンなどということになると、
パニック的な下げに見舞われる可能性もあります。
とりあえず、いまはことの成り行きを見守って、その都度判断していくしかないですね。
来週には恒例のジャクソンホール会議があるので、そこでの再浮上に期待しましょう!
乞うご期待!
■■■■脚注■■■■
(注1)デルタ変異株を注視、金融政策巡る見解「多少」調整も=ダラス連銀総裁(ロイター) |